ファッシング

ドイツでは春 夏 秋 冬 ファッシング の5つの季節があるらしいです。

ファッシング(地域によってはカーニバル)は、キリスト教由来のイベントです。イースターまでの数週間を厳粛に過ごすため(キリストが復活する日から46日前を「灰の水曜日」)、その前にはっちゃけて馬鹿騒ぎをしましょう という日らしいです。




ファッシングの本番は火曜日。
月曜日はバラの月曜日RosenMontag。
日曜日もパレードやってます。

場所によっては、「子供のカーニバル」「女性のカーニバル」なども日を分けてあるみたいですね。

私はNeuhausenのカーニバル(日曜日、3ユーロ)と住んでいる地域のバラの月曜日のカーニバル(無料)に行きました。

ファッシングのパレードは基本午後スタート。で、2時間ぐらいの行進です。
我が家は寒くて30分ぐらいで帰路に。。。


パレードでは、子供にお菓子(飴やハリボ)を投げてくれたり、花を投げたり、ナッツを投げてもらったり。鼻や顔にスタンプを押されたり。


行進のグループごとに掛け合いみたいなのもあって、楽しかったです。


お面はなまはげみたいなものもありました。音楽を演奏するグループも、間に挟まれています。みんなすごい上手!


魔女(ヘクセ)もたくさん。女の子は、前髪パッツンで三つ編み垂らして茶髪のカツラを被ってミニスカートで行進してました。可愛かったです。


ベビーカーを押しながら鬼の仮面を被って行進 なんかも見られました。


Neuhausenよりも、地元の行進の方がハッチャケたかたが多かったです。友達は、とてもかわいい髪飾りを奪われ、服に麦を入れられ、私は帽子をとられ、紙吹雪を頭から落とされ。。。。



怖い顔を見て泣いてくれたら「悪いことをしたら。。。」みたいな脅しになるのに、我が子たちは全然平気でした。


そうそう、ファッシング後の灰の水曜日には魚を食べるご家庭もあるそう。
我が家は肉でした。


日本では、小さな自治体であればあるほど、お祭りの規模は縮小される傾向にあると思いますが、ドイツではそんな風潮は見られなく大人も子供も大騒ぎ。予算とか仕事とかどうしているんだろうと思ったりもしましたが、お祭り行事に全力でいそしむ姿勢、とても好きです。


ところで、ファッシングでゲットした飴などのお菓子、大量すぎて消費できません。どうしましょう。