ドイツ出産9 入院中の赤ちゃんと私の検査

低体重児だったので、トータル6泊しました。
今回は、この間の赤ちゃんと私への病院の対応について書きたいと思います。

1. 赤ちゃんへの対応

・オムツ替えと検査
1日に数度、検温とオムツ替えに来てくれます。
黄疸の検査もありました。足に針をさして血糖値の検査も頻繁にありました。
生後2日とそのあと何日か後に、U1とU2の検査がありました。


ドイツの入院で驚いたことは、「オムツ替えをナースがやってくれること」。
ナースコールを押したら来てくれます。


ナースは入り口で手を消毒して、ゴム手袋をつけてオムツを変えてくれます。
そのため、おしりふきも全面よごしながら赤ちゃんのお尻をふいてくれます。
日本では(女の子の場合)上から下にふく という指導ですが、そんなん関係ありません。ぐりぐりふいてくれました。
これらはオムツ替え台の上で必ず行われます。日本ではベビーベッドの上で交換していましたが、許されませんでした。

あと、日本では授乳の前におむつを変えますが、ここでは「お腹が空いていたらかわいそうだから」といって、授乳のあとにオムツ替えでした。


オムツ替えのあとのお着替えも全部ナースがやってくれます。


つまり、私は授乳以外何もしていません。


一方、ナース室に赤ちゃんを預ける という環境がなかったので、四六時中一緒。夜間も少しゆっくり休みたい なんて贅沢は言えませんでした。出生届を提出するときだけ、ナースに見ていてもらいました。


まぁ病院によって境遇は異なると思いますが。

・赤ちゃんのお洋服
そうそう赤ちゃんのお洋服について。日本では前開きが基本だと思います。
でも、ここではもちろんお洋服。入院中は病院が全部貸し出してくれました。
肌着は、後ろ開きで、後ろ側を紐でとめました。その上にはズボンタイプのカバーオール。新生児のカバーオールがとても可愛かったです。


・お風呂や授乳の指導
そのほか、日本である授乳指導やお風呂の指導 などは一切ありませんでした。
ヘバメさんの分担なんでしょう。私はヘバメ無しでした。これについてはまた別の投稿で書きます。


・写真撮影
なんと、病院内に小さなスタジオがあって、カメラマンに写真をとってもらいました。
カメラマンが病室に来て、時間の予約をとります。
撮影は無料。私の病院では1枚2L版の写真を無料でいただけました。
それ以外の写真は有料でした。有料のものは買っていません。

ふにゃふにゃの赤ちゃんの顔の下に手を入れて、足のかたちは、、、なんてセットしていて、ドイツの赤ちゃん写真が可愛いのはこんなふうにこねくり回されているからなのか!と妙に納得してしまったり。


2. 私の検査

口頭で「調子はどう?」で終わりです。
内診も、(普通分娩でしたが)傷の検査も一度もありませんでした。
2回、血液検査があったと思います。
でもそれだけです。

一度、股関節がとても痛かったので、看護師にお願いして、整体の先生にマッサージしてもらいました。整体の先生が病室まで来てくれました。




ひとえに出産といっても、国ごとにいろいろと異なるなと、貴重な経験をさせていただきました。