赴任準備4 子供の予防接種

海外に行くのでできる限り日本で予防接種を受けましょう というのが通説だと思います。
事実、私も詰め詰めで3ヶ月児の予防接種を受けました。
でも私は頑張って日本で受けなくてもよかったなというのが正直な感想です。

以降、子供の予防接種についての持論を書きます。あくまで私の個人的意見なので、信用しすぎないでください。



市役所で発行される「予防接種履歴」は役に立つか。

ドイツに引っ越すとすぐに、小児科(Hausarzt)にいきます。そこで黄色い予防接種記録をお医者さんがまとめてくれます。このとき、使います。

この「予防接種履歴」書類は市役所で発行してもらえます。市町村によっては有料です。
私の場合、英語版も無料でしたが、発行に3週間ほどかかりました。

なお私の場合、この書類ドイツにて全く役に立ちませんでした。というのも、私が住んでいた市町村で発行される履歴には「任意接種」のものは含まれなかったのです。
結局口述で、B型肝炎やロタなどを説明しました。
なお、現在日本の母子手帳には英語が併記されているため、お医者さんで勝手に読み取ってくれます。問題は、薬のタイプ(生ワクチン/活性化?ワクチン)など。これは自分で補足する必要がありました。
また、日本の場合、接種年が「和号」で表記されている場合が多いです。
事前に西暦に変換しておくことをお勧めします。


日本で子供の予防接種を受けた方がいいか。

私は受ける必要ないと考えています。なぜなら、ドイツでは無料で子供の予防接種を受けられるからです。B型肝炎も無料です。

長女6歳と長男4歳は、日本でクリアした予防接種も「ドイツ基準では足りない」ということで追加接種しました(何を追加したかは忘れました)。3ヶ月の次男は「髄膜炎」をあえて受けていなかったのですが、ドイツでお医者さんにお勧めされて受けました。

なお、日本で完璧に接種しても、ドイツで「A型肝炎」を勧められます(中欧・東欧の水でリスクがあるそうです)。いずれにせよドイツで注射は受けざるを得ないと思います。


以上が私の個人的見解です。
英語やドイツ語が全くの不得意な方でしたら、日本で接種or予防接種表持参をお勧めします。しかし、当時ドイツ語全く話せない&英語も日常生活に不自由が出る程度の私でもなんとかなったので、引越し準備でとても忙しい、、、という方はスキップしてもいい過程かもしれません。