赴任準備13 子供の教材

外国で暮らす となると問題なのが 日本の教育をどうするか だと思います。

今回は、決して優秀ではない我が子が使っている教材と、候補に上がった教材について買いていきます。



前置きになりますが、
日本で生活していると、否応無しにひらがな・ カタカナ・漢字を日常の中で見ることができます。
でもドイツでは漢字なんてほとんど見かけません。
ファッションの一環で見かける不思議なTシャツや「ようこそ」の文字ぐらいです。
いつか日本で生活することは確定なので、そのときに困らないようにしたい という親心です。


1. 我が子が使っている教材「七田式」

1.1 概要
七田式プリント」って老舗でそこそこ有名らしいです。私は赴任準備のときまで知りませんでした。
両面込み48ページの冊子*10 と付録(勉強教材・ドリルなど)がセットになっています。
我が子の目標は国語と算数「1日1枚ずつ、週6日」なのですが、こんなにうまくいくはずもなく。。。 6冊目です。学校の宿題が多かったり、遊びに夢中だったりするとつい溜まってしまいます。


細かいことはググってもらうと、いろいろな意見に出会うことができます。

1.2 国語
国語について、娘にとって漢字は象形文字のようなものです。日常見かけないから、ひたすら「形」で認識しています。冠が逆さまだったり、鏡文字だったり、ときたま漢字の中にイラストがあったり。。。
読みも「うしどん(牛どん)」「とおあし(遠足)」など、知っている音読み・訓読みを頑張って組み合わせてくれます。音と文字が一致していないのでしょう。
それでも、意識的に日本語にふれあう機会を設けることが大事だと思っています。

あと、国語で特によかったことが「作文能力」。文章をひたすら書かせてくれます。絵をみて物語をつくったり、擬音語・擬態語を使わせたり。
そのときにきちんと「主語」「目的語」「述語」などを指導しています。

今の課題は読書感想文と要約づくり。。。これは、付録にあるのかもしれませんが、我が家はノータッチ。やっていないことはできない のいい例です。


1.3 算数
ここで10ます計算などをやり込んでいるためか、学校で算数に苦労していないみたいです。私は、日本語で理解することがまず大事 と考えています。そのため「奇数・偶数」や「三角形」など、学校で習う前にここで理解してくれているのでよかったなと思っています。
特に「文章題」。文章題は算数の分野であるとともに、国語の能力が求められます。もちろん、ある程度やり込んでいったら、パターン化されてしまうのですが。それでも、「誰が」「何を」「どうしたか」ということを文章から読み取っていく能力をここで身につけさせたい と思っています。



1.4 英語
「英語B」を購入してみました。がこちらは不向きでした。というのも小学校1年生(当時)ではわからない漢字や表現がいっぱいだったのです。
「わたしは車を持っています」でも「車」「持」が読めない。
結局2ページだけで終わってしまいました。


我が家では、プリント国算1ページずつで10セントの報酬を与えています。


2. 候補に上がった教材

進研ゼミ
ドラゼミ
・本屋さんの教材

上記2つはお値段の関係で断念。本屋さんの教材は、種類が多岐に分かれすぎていたうえ、 学校の進度との比較が難しかったのでやめました。
進研ゼミやドラゼミの方が、子供の負担も少なく、楽しく勉強できるのかな〜と思ったりします。

3. 来年度どうするか

正直、子供の負担が大きいです。今でこそ学校の宿題にさほど時間がかからなくなりましたが、それでも家で机に座っている時間は長いです。
帰宅して、お風呂はいって、ご飯食べて、勉強する ともう8時になってしまうこともしばしば。
我が家は8時にベッドに入るので、遊ぶ時間がありません。

来年度は国語と算数どちらか1つに絞ることも考えています。


4. 持ってきたらよかった と後悔したもの

世界史漫画シリーズです。重さも体積もかさばるので、船便のときに入れておけばよかった。歴史が複雑で長いヨーロッパに住み、長期休みのときは宮殿などの観光にも行くので、歴史を知っておいた方が子供も楽しいのかな と。
次の一時帰国で大量購入予定です。



以上、決して優秀ではない我が家の考えですが、参考になれば幸いです。