ドイツ出産4 計画出産と無痛分娩といざ分娩

今回の出産では両親学級日本から来てくれました。
そのため両親がいる間に出産したい。
というわけで、陣痛を人為的に起こすことで、出産予定日を確定できる計画出産にしました。
計画出産の手続きは、産む病院で
「計画出産にしたい」
「おk、いつ?」
「15がいい」
「おk、当日9時に来て」
という至ってシンプルなものでした。
そして当日。
お医者さんから簡単な説明。
「プライベート保険だと、院長クラスの偉い人が担当するんだけど、夏休みでいないから」と言われました。
おい。
次にエコーと点滴管挿入。この管が長いこと!血管の中に、3cmぐらいシリコン入ってます。苦痛。
んで、12時に誘発剤。日本で経験済みなので点滴かーと思ってたら違う。ラミナリアでも点滴でも錠剤でもない、全然苦しくない経膣ホルモン投与。1回投与したのみ。あとはひたすら待つ。効果が出るまでに時間はかかるらしいですが。
ちなみに私服で出産です。
結局陣痛が着いたのが次の日の朝4時。
朝6時には分娩室に移動して、耐えられない痛みになってきたので子宮口みてもらったら、まさかの2cm。
はい、諦めました。
PDA使いました。無痛分娩です。
因みにペインキラー欲しいと言ったら
#錠剤
#点滴
#硬膜外麻酔(PDA)
#笑気ガス
の4択ありました。
助産師さんのオススメはPDA。
この病院の70%の産婦は使うらしい。
硬膜外麻酔怖くて嫌だったけど、それ以上に痛かった。
PDA使うといったとたんに、大量の説明書とサイン。提出したら麻酔科医のお出まし。白髪、黒縁メガネ、「いいてんきだー」といいながら派手にきました。ドラマにでてきそうな医者でした。
その後、青い麻酔服に着替えて、体重100キロありそうな助産師さんに身体を固定されて管挿入。上手でした。つーっと冷たいものが背中を伝って、そのあとはスーッと痛みが引く感じ。
麻酔科の研修医が、最初1時間ほど20分おきに状況を確認しにきてくれ、「痛くなったら薬屋を増やすから助産師呼んでね」と。
しばらくして、痛くなってきたので助産師さんを呼んだら、まさかの子宮口10cm.
そこからは早かったです。助産師さんは医者を呼ぶ。
赤ちゃんが出て来るの助ける(上手かった)。
このとき、私は着圧靴下を履いていたのですが、脱がされました。日本の産院では着用必須だったのに(笑)
んで、医者が来る前に産まれました。
医者「もう生まれちゃったの〜コングラッチュレイショーン」
おい。
結局入院してから出産まで子宮口は3回しか確認してもらってません。しかも3回とも私の指示。。。
そうそう、分娩室に移動するとき、扉の前でガサッと何かを踏みました。
でした。分娩室の扉ですよ。蛾ですよ。陣痛中ですよ。
気分最悪。