ドイツで出産すると、日本国内での出産とはまた違った手続きをする必要があります。
以下、両親とも日本人の場合にふむステップです。
1. ドイツに出生届の提出(産後7日以内)
2. 子供の健康保険証申請(ドイツ)
3. 日本国籍取得
4. パスポート申請
5. 子ども手当・両親手当の申請
私の経験に基づき、順に書いていきます。
1. ドイツに出生届の提出(産後7日以内)
出生届は、入院中に病院へ提出するか、7日以内に戸籍役場に提出します。
出生届の用紙自体は病院でもらえます。
また、出生届の提出は病院でできます。
出生届の提出に必要な書類は私が住む市の場合以下 点。
・両親のパスポート
・両親の滞在許可証
・アポスティーユ付き戸籍謄本(*1)と翻訳証明(*2)
・出生届の用紙
出生届の提出児に、出生証明書の必要枚数を記入します。
ここで、児童手当(Kindergeld)用、両親手当(Elterngeld)用、子供の健康保険申請用の3枚は無料で付いてきます。
プラス私は、ドイツ語版をドイツの会社用に1通、Intenational版の出生証明書を会社の健康保険申請用、パスポート申請用、国籍取得用の3通申請しました。
(*1)アポスティーユ付き戸籍謄本について
アポスティーユ付き戸籍謄本が必要で無い市もあります。産院に確認してください。地域によっては、アポスティーユ付き戸籍謄本ではなく、領事館で発行される両親の出生証明書と婚姻証明書でOKとのことです。
外務省ではアポスティーユ付き戸籍謄本をこのように定めています。
Googleで画像検索すると、どのようなものか写真で見ることができます。
写真の通り、通常の戸籍謄本に「APOSTILLE」と書かれた紙が重ねてホチキスで止められ、青い仰々しいスタンプが押されます。
ここまでの手続きは日本で行います。私は実家に以下のように依頼(指示)しました。1. 私で申請用紙を記入 2. 外務省に郵送するための封筒も同封して日本に郵送 3. 実家が戸籍謄本の取得 4. 実家が外務省に送付・受け取り 5. ドイツに郵送
出産予定日の3ヶ月前ぐらいに準備をはじめました。
ミュンヘン領事館のQ&Aにも詳しく書かれています。
(*2)翻訳証明
アポスティーユが付いた戸籍謄本をドイツの公認翻訳士に依頼してドイツ語に翻訳してもらいます。
翻訳してもらうと、翻訳テキストを、アポスティーユ付き戸籍謄本にさらにホチキスで止めて印鑑が押されます。私が依頼した翻訳士さんは数日で作業を終えてくださいました。
なお、シュツットガルト近郊の公認翻訳士リストは、ミュンヘン領事館に問い合わせるともらうことができました。
日本にある外国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)を取得するために事前に必要となる外務省の証明のことです。(外務省サイトより抜粋)
2. 子供の健康保険証申請(ドイツ)
これは旦那さんの会社に丸投げ事項ですね。
なお、申請すれば、日本の出産一時金ももらえるそうです。
3. 日本国籍取得
これがとても重要です。日本の国籍を取得する場合、出生後3ヶ月以内に領事館に出生届を提出する必要があります。これを怠ると、駐在の場合ドイツの国籍をもらうことができないので、国籍なし / ヨーロッパ不法滞在 / パスポートなし / 日本への帰国不可 という事になってしまうとか。
日本の国籍を取得するためには、領事館に出生届を提出します。
出生届の記入、住所を書くのが大変でした。「バーデン=ヴュルテンベルク州」、長いんです。郵送もOKみたいです。
(*ミュンヘン領事館ウェブサイトより抜粋)
4. パスポート申請
出生届の提出から戸籍の登録まで、私の場合3週間ぐらいかかりました。
新生児の名前が戸籍に登録されたら手続き開始です。
以下が、申請のための必要種類です。お名前や境遇によって必要な書類が異なると思うので、領事館サイトをちゃんとご確認ください。
・旅券発給申請用紙 1通 (インターネットでダウンロード可)
・写真 1葉 (縦4.5cm×横3.5cm)
・日本から取り寄せた戸籍謄本(6ヶ月以内に発給されたもの)原本 1部
・ ローマ字綴りを確認できる書類(コピー可とのことなので、ドイツの出生証明書のコピーをつけました
・旅券申請同意書 未成年者への旅券を発給するときに必要だそうです
・郵送申請のため、郵送のための同意書
5. 子ども手当・両親手当の申請
私、まだやっていないので不明です〜
とりあえず、いろいろなブログで「Elterngeld申請しました☆」なんて書いてあるのを拝見しましたけど、ドイツ語難しすぎて断念しそうです。皆様、ハイスペックすぎです。
以下、両親とも日本人の場合にふむステップです。
1. ドイツに出生届の提出(産後7日以内)
2. 子供の健康保険証申請(ドイツ)
3. 日本国籍取得
4. パスポート申請
5. 子ども手当・両親手当の申請
私の経験に基づき、順に書いていきます。
1. ドイツに出生届の提出(産後7日以内)
出生届は、入院中に病院へ提出するか、7日以内に戸籍役場に提出します。
出生届の用紙自体は病院でもらえます。
また、出生届の提出は病院でできます。
出生届の提出に必要な書類は私が住む市の場合以下 点。
・両親のパスポート
・両親の滞在許可証
・アポスティーユ付き戸籍謄本(*1)と翻訳証明(*2)
・出生届の用紙
出生届の提出児に、出生証明書の必要枚数を記入します。
ここで、児童手当(Kindergeld)用、両親手当(Elterngeld)用、子供の健康保険申請用の3枚は無料で付いてきます。
プラス私は、ドイツ語版をドイツの会社用に1通、Intenational版の出生証明書を会社の健康保険申請用、パスポート申請用、国籍取得用の3通申請しました。
(*1)アポスティーユ付き戸籍謄本について
アポスティーユ付き戸籍謄本が必要で無い市もあります。産院に確認してください。地域によっては、アポスティーユ付き戸籍謄本ではなく、領事館で発行される両親の出生証明書と婚姻証明書でOKとのことです。
外務省ではアポスティーユ付き戸籍謄本をこのように定めています。
Googleで画像検索すると、どのようなものか写真で見ることができます。
写真の通り、通常の戸籍謄本に「APOSTILLE」と書かれた紙が重ねてホチキスで止められ、青い仰々しいスタンプが押されます。
ここまでの手続きは日本で行います。私は実家に以下のように依頼(指示)しました。1. 私で申請用紙を記入 2. 外務省に郵送するための封筒も同封して日本に郵送 3. 実家が戸籍謄本の取得 4. 実家が外務省に送付・受け取り 5. ドイツに郵送
出産予定日の3ヶ月前ぐらいに準備をはじめました。
ミュンヘン領事館のQ&Aにも詳しく書かれています。
(*2)翻訳証明
アポスティーユが付いた戸籍謄本をドイツの公認翻訳士に依頼してドイツ語に翻訳してもらいます。
翻訳してもらうと、翻訳テキストを、アポスティーユ付き戸籍謄本にさらにホチキスで止めて印鑑が押されます。私が依頼した翻訳士さんは数日で作業を終えてくださいました。
なお、シュツットガルト近郊の公認翻訳士リストは、ミュンヘン領事館に問い合わせるともらうことができました。
日本にある外国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)を取得するために事前に必要となる外務省の証明のことです。(外務省サイトより抜粋)
2. 子供の健康保険証申請(ドイツ)
これは旦那さんの会社に丸投げ事項ですね。
なお、申請すれば、日本の出産一時金ももらえるそうです。
3. 日本国籍取得
これがとても重要です。日本の国籍を取得する場合、出生後3ヶ月以内に領事館に出生届を提出する必要があります。これを怠ると、駐在の場合ドイツの国籍をもらうことができないので、国籍なし / ヨーロッパ不法滞在 / パスポートなし / 日本への帰国不可 という事になってしまうとか。
日本の国籍を取得するためには、領事館に出生届を提出します。
出生届の記入、住所を書くのが大変でした。「バーデン=ヴュルテンベルク州」、長いんです。郵送もOKみたいです。
必要な書類
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①出生届書 2通
②出生証明書 Geburtsurkunde(原本またはコピー証明つきのもの) 1通 ③同 和訳文 (※本人の翻訳で構わない) 1通 ※本籍地の地番(番・番地)の記載が無いなど、記載内容が不確かな場合は確認のために
戸籍謄本等を参考資料として提出していただくこともあります。
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4. パスポート申請
出生届の提出から戸籍の登録まで、私の場合3週間ぐらいかかりました。
新生児の名前が戸籍に登録されたら手続き開始です。
以下が、申請のための必要種類です。お名前や境遇によって必要な書類が異なると思うので、領事館サイトをちゃんとご確認ください。
・旅券発給申請用紙 1通 (インターネットでダウンロード可)
・写真 1葉 (縦4.5cm×横3.5cm)
・日本から取り寄せた戸籍謄本(6ヶ月以内に発給されたもの)原本 1部
・ ローマ字綴りを確認できる書類(コピー可とのことなので、ドイツの出生証明書のコピーをつけました
・旅券申請同意書 未成年者への旅券を発給するときに必要だそうです
・郵送申請のため、郵送のための同意書
5. 子ども手当・両親手当の申請
私、まだやっていないので不明です〜
とりあえず、いろいろなブログで「Elterngeld申請しました☆」なんて書いてあるのを拝見しましたけど、ドイツ語難しすぎて断念しそうです。皆様、ハイスペックすぎです。